

数多くのメンバが参画する 仕事ほど、一人ひとりと丁寧に 向き合って心を一つにする。
T.T
システム開発部
取材当時勤続15年目
土木工学を学び、ゼネコンなど総合建設への就職を考えていたが、当時はリーマンショック後の不況で多くの企業が採用を手控える就職氷河期。そんな中、IT企業は求人が多く成長性を感じた。建設が目に見えるモノづくりなら、ITはシステムづくりで社会を支える仕事。全員一丸でゴールを目指す開発工程も魅力だった。BITS入社の決め手は「人が真ん中」の理念とそれを語る社長(現会長)の求心力だったという。

SECTION 01
力を結集すれば、
社会を変える大きな仕事ができる。
私がBITSに入社した15年前から現在まで会社の規模や業績の推移に波はありましたが、会社のポリシーは一貫して変わっていません。
「人が真ん中」の会社。社名の由来であるコンピュータを構成するビットは、それだけでは意味をなさない1と0の値ですが、結集すると重要な情報を制御する高度なシステムを形成します。
同じように私たち社員全員が個々の能力を発揮すれば、社会をより良く変える大きな仕事ができる。そう信じていますし、実際に私はその経験をしてきました。
入社から4年目まではプロジェクトの現場業務に従事。理系出身ですがプログラミングは専門外で、ほぼゼロからのスタートでした。
コーディングのソースをガリガリと書くところから始め、次第にシステム全体が理解できるようになりました。その頃から業務は楽しかったです。
寝ていると夢でプログラミングのことが浮かび、ハッと目覚めてひらめいたソースを書いてみると突破できたりする。プログラマの素養が自分にはあったと思います。
開発に携わったシステムを知人が利用してくれていたと知ったときはうれしかったです。その後、管理職となりキャリアを重ねてきました。


SECTION 02
目的とゴールを全員に浸透させる
コミュニケーション力。
現在はシステム開発全般を統括するチームマネージャを務めています。進捗・品質・課題とリスクの管理、お客様との折衝や報告が主な業務。この10年余りでプロジェクトを捉える視野が広がったと思います。
社内メンバはもちろん、外部のパートナーも含めた多数の動きを掌握し、かじを取るのは大変なときもありますが、完遂の達成感は格別です。
直近では不動産会社が運用する基幹システムの基盤を更改し、同時に機能を刷新する案件を担当しました。
社内外のメンバ合わせて数百人が参画する大規模プロジェクトです。目を行き届かせる範囲が広い中で、仕事の基軸になるのはコミュニケーションだと考えています。
SEは個々のスキルや経験に差があり、性格も違います。一人ひとりをよく理解して能力を十分発揮させ、力を結集するのが私の役割。
大事なのはプロジェクトの目的とゴールを明確にし、メンバ全員に浸透することです。
緊密なコミュニケーションとメンバ間の風通しを良くすることに努め、対面のほかオンラインもフル活用し、離れていても意思の疎通は徹底しています。


SECTION 03
メンバの心を一つに束ねて
計画を達成していく。
時にはオフショア開発※で海外のスタッフとも連携します。外国人は日本人と仕事観が異なりますし、行間を読み取る習慣がありません。
認識に齟齬(そご)が生じないように、あいまいさ・暗黙の了解を消し、一言一句明確な言葉で伝えます。
部下のマネジメントも管理職の職責です。目標、課題、スキルなど仕事に関わる部分以外に、成長を妨げる不安や悩みはないか、メンタル面の管理もあります。
定例の面談で「何か心配事はないですか」と尋ねてから悩みを打ち明けられるときは、すでに思い詰めていることが多いです。
ですので、日頃から部下と頻繁に話し、様子の変化を注意して見ています。全員が心を一つにして気持ち良く働き、プロジェクトを成功させる求心力を高めたいです。
今後は、さらに一つ上の役職で会社経営にも挑戦したいと考えています。
最後にBITSを志望する皆さんへ二つアドバイス。
一つはいろいろな体験でコミュニケーション力を養いましょう。大勢の前で自分の考えを発言する経験はSE業務に活きます。
もう一つは他人の良いところから学ぶ習慣をつけましょう。私も優秀な先輩や外部の方を観察して倣いました。
BITSには行動の見本にしていい社員が多いです。お会いできることを楽しみにしています。

PICK UP
※オフショア開発
日本以外の国のスタッフにシステム開発やITサービスの一部業務を委託するプロジェクト手法。コスト削減のほか、優秀なSEの確保や、海外で先行する高度な技術実績の活用などさまざまなメリットがある。
WORK LIFE BALANCE
WORK LIFE BALANCE

フットサル同好会
プロジェクトの審査やお客様への報告があるときは忙しくなります。管理職のため突発の連絡が入って対応することもありますが、基本的には休み前までに予定していた作業を終わらせておくことで、オン・オフの切り替えはできています。
趣味はサッカーです。BITSのフットサル同好会に所属して活動中。仲間と汗をかいてリフレッシュしています(新しい同好会を立ち上げたい人は、会社に熱い想いを語れば検討してくれる模様です)。2歳と4歳の子どもたちを連れて出かけるのも休日の楽しみです。

OTHER INTERVIEW
OTHER INTERVIEW
他のインタビューを見る

INTERVIEW 01
新しい知識と経験の連続。
日々の業務から自己成長を
確かめられるのがうれしい。
W.M
システム開発部
取材当時勤続2年目

INTERVIEW 02
作業者視点ではなく顧客ニーズ。
お客様の業務のために
何ができるかを深く考える。
A.K
システム開発部
取材当時勤続7年目

INTERVIEW 03
あらゆる業務の鍵になるのは、
深い人間関係を築く
コミュニケーション力だと思う。
A.Y
システム開発部
取材当時勤続8年目

INTERVIEW 04
数多くのメンバが参画する
仕事ほど、一人ひとりと丁寧に
向き合って心を一つにする。
T.T
システム開発部
取材当時勤続15年目